2020年5月「親子deオリジナル感情カードを作ろう!」オンライン講座を開催しました☆彡

去る5月15日、沢山の子供達、そしてその保護者の皆様と共に「オリジナル感情カード」を作りました☆彡

この講座の内容は兼ねてから「我が家の中だけでなくより多くの子供達、保護者の方々と共有したい!」と思っていたものでした。

といいますのもわが家の子供達、11歳と6歳も様々な感情に振り回されたり悩んだりする時にこういったカードを使うことによって「自分の今の気持ち」、そして「他者の気持ち」と上手に向き合えるようになってきたプロセスを私自身が親として目の当たりにしてきたからです。

Social and Emotional Learning(SEL,感情学習)を導入されている学校現場では様々なワークが実践されています。今回のこの「オリジナル感情カードを作ろう!ワーク」も堂々と「SELの1ワーク」として仲間入りさせることができる素晴らしい学習法だということを確信いたしました。よってこの講座は今後も「BoostEQはばたこ」のオンライン、オフラインで定番の講座にしていきたい思っています!

SEL(感情学習)とは一言でいうと「自分の中にある様々な感情の種類についてまずは理解を深める」ということを土台に据えています。

この「感情カードを作る」というプロセスそのものを含め、いわゆるEQ(感情知能)の世界で言う所の「自己認識力(self-awareness)」を高めるプロセスそのものへと直結していきます。自分の感情についての認識力が高まることは自分の感情を上手に「マネジメントする能力」を高めることへと繋がっていきます。また自分の感情に気づきをもてるようになると、真の意味で「他者の感情」をも読み取れるようになっていくことから「共感力」が高まることへと繋がります。これは円滑な「人間関係を育む力」の土台にもなります。小さい子供達がおうちの方と一緒に「感情カードを作る」というプロセスはまさにEQを高めていく入口そのものなのです。

ある保護者によると最初は講座に参加するのにあまり乗る気でなかった娘さんが講座が始まるや否や俄然やる気にみちてどんどん書いていたことに驚きました、とおっしゃっていました。

講座中では6-7枚作成し、講座終了後も自分でどんどん色々なカードを作っていたお子さんも複数おられたことを後日知りました。「本当にこの講座を開催してよかったな~」と思いました。講座の中では「カード作成」にあたり幾つか意識して頂く点などについてもお伝えしました。

このカードの使い方ですがいくつもあります!!! 子供達の本音を上手に引き出すには本当にオリジナルだという点を含め最高のツール(道具)だと思っています。

ある保護者の方は「ネガティブ感情も含めて出していいんだ、と子供自身が思ったようで安心して心の内を話してくれるようになりました」とおっしゃっていました。また別の保護者の方は学校にいきたいくない、とお子さんが言い出した際にこのカードを使って色々と話しができてよかったです、とおっしゃられていました。
日々変化する自分の心の内(感情)をお父さんやお母さんに素直に出せること、聴いてもらえる事は子供達の心をすっきりと整えてくれるのだなあということを改めて身に染みて感じた瞬間でした。

子供も、大人も沢山の感情と共に日々生きています。
そしてそれらの「感情」は私達に沢山のことを教えてくれます。

子供達の脳はその発達に伴い3-4年生くらいになってくると特に「自分の気持ちを出してもいいのかな」と周りを気にするようになりだす、ということが分かっています。自分の本音をなかなか出せない、というお子さんがこの辺りの年齢で増えてくるのはその為です。

そんな時、お家の中でだけでもお父さんやお母さんと共に安心・安全な環境で「自分の本音」を語れたなら・・・きっとお子さん達の情緒は安定し結果、色々なことがスムーズに運ぶのだと思います。

私はそんな空間が家庭、学校、会社、社会全体にどんどん広がればいいなあ~と思っています。
一人一人の感情に思いを向けられる社会、素敵だなと思います。
家族同士、お友達同士、同僚同士、上司と部下、先生と生徒・・・

今回ご参加下さいました親子の皆様、様々な学びを下さり本当にありがとうございました。

次回の開催が決まりましたら「講座案内欄」に掲載させて頂きますね。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します☆彡

 

オリジナル感情カードを作ろう

 

感情カード2
感情カード1

 

親子de感情カードを作ろう!

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